CSA-Community Supported Agriculture(地域支援型農業)って何?

CSA – Community Supported Agricultureとは、

うまく日本語に訳せない、というか、しっくりくる日本語が見つからないのだけど、日本では地域支援型農業とか、地域協働型農業とか、地域住民参加型農業とか、消費者参加型農業とか、そんな風に訳されていることが多いですね。

どんな日本語訳が適当なのかはまだわかりませんが、まず一番にお伝えしたいことは、CSAは“リアルな関係性”を大切にしているということです。今は何でもインターネットで買えるし、バーチャルな世界でのつながりが楽しい時代ですが、みなさん本当に大切なものは何ですか?生きること・食べることを人任せにしないで、ちょっと立ち止まって原点回帰しましょうよ、古き良き時代の本当に充実した世界と食の文化、人間味あふれる心豊かな人生、そのための人々のつながりや助け合い、リアルな関係性を思い出して、という気持ちが込められています。

Cは、Community(コミュニティー)を言います。コミュニティーではなく、Consumer (消費者)じゃないか?と言われますが、CSAのCは消費者ではありません。コミュニティーです。なぜかというと、Cは支え合いのゆるいつながりを示しており、消費者だけに限定されないからです。

Sの、Supported(支えられた)は、コニュニティーが支える農業、農業で支えられているコミュニティー、どちらにもかかります。支え合いは、お互い様の気持ちで成り立ちます。

Aは、Agriculture(アグリカルチャー・農業)で、これはFarm(農場)ではありません。土地や専業農家ではなく、農的な活動を重視しています。よって、専業農家が行う仕事としての農業だけでなく、家庭菜園やベランダ菜園を含む農的な活動も含みます。これは広い土地を持った農家だけではなく、都市部のコニュニティーガーデンやベランダ菜園でも、規模の大小はありますが、CSAの活動を行うことが可能だからです。農業に関心を持つ一般の方がやりがいをもって活動できるようになると良い影響が出てくるので、むしろこちらを大切にしていただきたいです。

このように、CSAは地域の農家や農的活動を行う者と同じ志を持った地域の住民がゆるくつながり、経済的にも精神的にも支え合う、古くて新しい地産地消型の農業とまちづくりの仕組みです。同時に、今の世の中の食のシステムや食の安全について「何かおかしいよね?」と感じた人たちが、それを地道に良い方向へ変えていくための活動や運動でもあります。

よって、つくば飯野農園は地域の食をつくる農家であり、世直しをしていく活動家でもあります。参加するメンバーも同じです。地域の食と農を守り支える一員であり、日々の行動をもって世の中を変えていく活動もしているのです。

何か変えたいとき、「言葉だけじゃなくて、行動で示せ」とよく言いますね。それです。志があれば、だれもが活動に参加できます。行動で示していきましょう。